代表挨拶


日本国際学生協会(以下I.S.A.)は、「世界平和達成への貢献」を理念として掲げ、諸外国との文化交流や対話を通じて相互理解の更なる深化を目指し活動する学生団体です。

 

I.S.A.は現在、86年間という長い歴史、約250名もの所属会員を有しています。さらに、全国には6つの支部があり、その運営は全て学生の手によって行われています。このように、I.S.A.は、学生団体として日本でも有数の規模を誇っております。

 

幸いなことに、私たちは現在、日本で平穏な毎日を過ごすことが出来ています。しかし、世界に目を向けてみると、たくさんの人が飢餓や貧困に苦しみ、戦争や紛争に巻き込まれているという状況が見られ、日常的に命が脅かされています。このように、たまたま生まれた国が異なっていただけでこんなにも生活環境が異なってしまっているという現状があります。また、現在のグローバル化した世の中において、そのような世界の現状に対し、無関心ではいられても、無関係ではいられなくなってきています。

 

では、私たち学生に何ができるのでしょうか。確かに、学生団体にはできることが限られており、世界平和の達成に目に見えるような大きな貢献をすることは難しいかもしれません。しかし、様々なI.S.A.の活動を通して日本や世界の現状を知り、それをもとに日本人学生のみならず、世界各国の学生と話し合いを重ねる。このような経験を通じて、多角的な視野を手に入れることが出来ます。そして、将来実際に世界の諸問題の解決に携わるようなグローバルな人材を輩出することが出来ます。さらに、私たちが行う活動を発信することで、より多くの人々が世界の現状に対して関心を抱くきっかけを作ることが出来ます。また、そもそも世界の問題を解決しようと積極的に取り組む姿勢そのものが、わずかではありますが、世界平和達成に繋がっているものと私は信じています。

 

現在は新型コロナウイルスの蔓延により、例年通りの活動が難しい状況にあります。しかし、そのような状況下でも私たちにできる精一杯の活動を会員皆で協力し、作り上げていきたいと考えております。また、会員一人一人が成長できる場を提供するとともに、I.S.A.がそれぞれの会員にとっての居場所となれるよう、会長として1年間尽力いたします。

 

学生である限り、I.S.A.の会員となり、プログラムの運営に携わったり、プログラムへの参加を通じて数多くの人と出会い、多様な価値観に触れることが出来ます。全国の学生の皆さん、I.S.A.に入り、私たちと共に充実した学生生活を送りませんか。

2021年度 日本国際学生協会会長 

門脇 智巳